アートメイク

2年前後を目安に薄くなっていきます。

アートメイクの色素を注入する部分にはターンオーバー（新陳代謝）の仕組みが備わっています。
そのため、皮膚の新陳代謝とともに、少しずつ薄くなっていきます。

新陳代謝のほかに、異物を出そうとする免疫反応にもより薄くなるので、1回の施術では3〜6割程度しか色素は残りません。

2回施術することで色持ちが良くなります。
人によっては3回ほど...。

施術後のケアの仕方や肌質によって、退色していく期間には個人差があります。

薄くはなりますが、完全には消えません。

アートメイクは表皮と真皮の境のような深さに色素を入れます。
ぎりぎり、ターンオーバー（皮膚の生まれ変わり）がおきないような位置。

そのため、アートメイクはタトゥー（刺青）のように一生、くっきりと残るものではありません。
が...年数とともに薄くなりますが、完全に消えるものでもない…ということ。

施術を受ける前に、しっかりと考え、納得されてから入れましょう。

普段どおりに、お化粧してきて下さい。

眉毛のアートメイクを初めて受ける方は、普段どおりのお化粧で。

なぜか？

お好みの眉の形や太さを見て、デザインの参考にしたいから。

ご希望の形があるほうが、スムーズにデザインがすすみます。

必ずしも、お好みの眉デザインになるとは限りません。骨格等とあわせてデザインしていきます。

アイラインを受ける方は、お化粧は最小限でお願いします。

アートメイク施術後は、24時間水に濡らせません。

帰宅後のお顔のお手入れ方法も考えて来ていただけると良いと思います。

受けられます。

アートメイクで使用する色素には微量な金属が含まれています。

この金属は、酸化鉄といいます。

酸化鉄は化粧品（ファンデーションや、アイシャドーなど）やスキンケア製品でも使われており、とても身近なもの。

色の表現や持続力にすぐれているのです。

酸化鉄は安全だという評価を受けているもの。

ですが...

非常にごくまれにですが、検査中に軽い火傷をおこしたり、検査結果に影響が出る可能性がある、ということです。

検査結果への影響は臨床上問題となることはあまりないとされています。

火傷の報告は、アイラインのみで、眉やリップでの報告はありません。

MRIで円を描くように過電流を作ってしまうので、そこに熱が集中し、火傷がおきてしまう。

アイラインも目の周りをグルッとかこむようなアートメイクにしなければ、火傷の危険性はほぼありません。

現在、国内の医療機関で受けたアートメイクは、MRI検査に影響しないと言われています。

ただし、今後MRI検査機器が、より一層精密になれば、影響が出ないとは断言できません。
そのため、検査前に医師や技師に報告することをお勧めします。

眉　3時間
アイライン　2時間ほど

2回目からは1時間ほど短縮できます。

当日の流れ

① 受付
　予約票を記入していただきます。

② カウンセリング（30分ほど）
　予約票を確認し、施術前の注意事項などの説明をさせていただきます。

③ 医師の診察
　施術可能であることを確認。
　施術に関する内容にご理解いただけましたら、誓約書・同意書にサインをいただきます。

誓約書・同意書にサインをいただいてから、医師の診察のこともございます。

④ デザイン（30分ほど）
　ご希望をお聞きしながら、整えていきます。

⑤ 麻酔（15〜20分ほど）

⑥ 施術（1時間ほど）

⑦ アフターケアの説明

以上で終了となります。

目安時間としてご理解ください。

デザインにご納得されてからの施術となりますので、ご安心ください。

アートメイクは通常2〜3回の施術で仕上がっていきます。

理由① ･･･ 身体の防御反応

人の身体には、「身体の中に入ろうとする異物を排除する機能」がそなわっています。

身体にとって、アートメイクの色素は『異物』です。
免疫機能が一生懸命、異物を体外に出そうとします。

皮膚のターンオーバーでも薄くなっていきます。

理由② ･･･ 1回目は控えめ施術

アートメイクを入れるとお顔の印象が変わります。
眉はお顔のフレーム、その他の部位もしかり...。

直後は良くても、「もう少し控えめにすれば良かった…。」と思うことも。

アートメイクは足し算はできますが、引き算はできません。
なので、2回目、3回目で調整できるように、初回は控えめに作ります。

理由③ ･･･ 1度に入る量には限界が

皮膚には1度に含有できる色素量の限界があります。
これを超えると色素は体外に排出されてしまいます。
皮膚の回復を待って、回数を分けていれた方が、キレイに定着します。

アートメイクは回数を分けて作っていくことで、失敗なく、キレイな仕上がりになります。